出産が近づいてくると、世の中のママたちが気になってくるのが「入院準備」ですね。
母子手帳や診察券など、病院から指定される必須アイテムはもちろんですが、それ以外にも「持っていってよかった」「逆に使わなかった」というアイテムが意外と多くあります。
私たち夫婦は2024年10月に長女を出産した経験があり、一般的な入院持ち物リストに加えて「リアルに役立ったもの」「正直不要だったもの」がありました。
この記事では、一般的な入院に必要なアイテムと、実際に持っていって便利だったアイテムや、不要だったアイテムをご紹介します。
これから準備する方の参考になれば幸いです。
それではいきましょう!
https://guriguriblog.com/nyuin-jyunbi
入院に絶対必要な必須アイテム

出産入院の準備で「これは絶対に忘れちゃダメ!」というものがあります。
病院に着いてから「あれがない!」となると本当に困るので、事前にしっかり確認しておきましょう。
母子手帳
妊娠中の記録や健診の内容がすべて書かれている母子手帳は、入院時に必ず必要となります。
基本的に母子手帳は赤ちゃんがお腹にいるときからずーっと肌に離さず持ち歩くものなので、入院する際は忘れないようにしておきましょう。
健康保険証・診察券・印鑑
入院手続きやお会計に必要になります。
健康保険証や診察券などは財布やカバンに常備しておく方が多いですが、印鑑は意外に見落としがちなところですので、見落とさないようしましょう!
入院手続きに必要な書類一式
病院から事前にもらっている入院申込書や同意書など書類関係ですね。
急に陣痛がきたり、破水したりするとテンパったりしますので、予めわかりやすいように準備しておくことは大事ですね。
筆記用具
病院から貸してくれるかもしれませんが、一応筆記用具を準備しておくと安心です。
授乳の時間や書類に記入など、出産前後で意外に使ったりします。
普段使用しているボールペンを1本準備しておくと便利なので、こちらも準備しておきましょう!
スマートフォンと充電器
わざわざこちらでご紹介する必要もありませんが、念のためご紹介します。
スマートフォンと充電器は当たり前ですが、必ず持っていきましょう。
家族や友人への連絡はもちろん、授乳や育児のことを調べたり、入院中の記録を残したりと出番は多いです。
充電器はベッドサイドまでコードが届くように延長コード付きだとかなり快適でした。
衣類や身の回りのもの

出産後は体調が不安定になりやすく、動きやすさや授乳のしやすさを考えた服やアイテムがあると安心です。
入院中は基本的にベッドで過ごす時間が長くなるので、着心地のよいものを選ぶとストレスが減っていいでしょう◎
前開きパジャマ(授乳しやすいタイプ)
授乳はもちろん、検査や体温測定のときにも便利です。
入院中は何度も着脱する場面があるので、ゆったりしていて簡単に前が開くタイプを選びましょう。
授乳ブラ・産褥ショーツ
授乳ブラは授乳しやすい構造になっているものを選ぶと、入院中や退院後の授乳もスムーズです。
産褥ショーツはお産後の体型や出血を考慮して作られており、長時間座ってもお腹や腰を締め付けず快適に過ごせます。
滑りにくいスリッパ
病室の床は滑りやすいこともありますし、足元の冷え対策としても便利です。
夜中にトイレに行くときや、廊下を歩くときに安心感があります。
バスタオル・フェイスタオル数枚
入院中の入浴や汗ふきに必要です。
病院のタオルだけだと数が足りないこともあるので、自分で数枚持参しておくと快適ですね!
洗面用具(歯ブラシ、洗顔、化粧水など最低限)
入院生活なので身だしなみは最低限でOKですが、売店に買い物に行くときや退院時に使います。
旅行とは違いますので、入院中は必要最低限のものでOKです。
ヘアゴム・ヘアピン
産後は髪が邪魔になることも多いので、まとめられるヘアゴムやヘアピンはあれば便利!
入院生活だけでなく、授乳やケアの際にも役立ちます!
大きいものじゃないので、合わせて準備しておきましょう!
軽めのメイク道具(退院時の写真撮影用)
入院中はメイクをする必要はありませんが、退院時に写真を撮る予定があるなら、軽く整えられる程度のアイテムを用意しておくと安心です。
退院時にセレモニードレスを着させたりすると思いますので、記念の写真撮影の時に軽くメイク道具があるといいかもしれませんね。
食べ物・飲み物関連

入院中は基本的に病院の食事が提供されますが、授乳や陣痛後、夜間など、色々なタイミングで小腹が空いたりします。
そんなときのために、手軽に食べられるものを持参しておくと気分転換にもなります。
ペットボトル飲料+ストロー(ストローキャップ)
陣痛中や産後すぐはベッドで過ごすことが多く、普通に飲むのも大変な状況です。
そんなとき、ストロー付きのペットボトルがあると寝ながらでも簡単に水分補給できるので、とても便利ですね◎
病院から食事の時にコップ1杯程度のお茶が提供されますが、それ以外は病院のウォーターサーバーか、自販機や売店での購入となります。
出産後に動き回るのは体力的にもきついため、予め準備しておくといいでしょう!
軽食(ウィダーインゼリー、カロリーメイトなど)
入院中は食事の時間が決まっていますが、授乳後やおやつ代わりに軽く栄養補給したいときもあります。
片手で食べられるゼリーやカロリーメイトは、夜中や体力の落ちたときに大活躍。
ちょっとした小腹対策として持っていくと、パクパク食べますのでバッグに余裕があるなら入れておくといいでしょう。
好きなおやつ(気分転換用)
入院生活は意外と長く感じることもあるので、甘いものや自分の好きなおやつがあると、ちょっとした気分転換になります。
売店のラインナップも多くはないので、自分が好きなお菓子を準備しておくと入院生活が少しは楽しくなると思います。
実際に「あってよかった」入院アイテム

入院バッグに入れておいて、特に「これは本当に助かった!」と思えたものを紹介します。
どれも小さな便利グッズですが、あるかないかで入院生活の快適さが変わります。
出産は体力も気力も消耗するので、少しでもストレスを減らせるアイテムや楽ができるアイテムを持っていくのがおすすめです。
快適さアップ系
ファンディファン(小型扇風機)
夏に出産する方や暑がり方には、必要なアイテムですね!
産後はホルモンの影響で急に体温が上がり、汗をかきやすくなります。
小型の扇風機があると、風を自分の好きな方向に当てられるので夏の出産や暑がりの方にはぴったりのアイテムです。
延長コード
病室のコンセントはベッドから遠い位置にあったり、変な位置にコンセントがあったりと、一般の充電ケーブルだと長さが足りなかったりします。
出産後はベッドの上で生活するのがメインになりますので、延長コードがあるとベッド横でスマホを充電しながら快適に使えますので、持って行ってもいいアイテムかと思います◎
イヤホン(マイク付き)
イヤホンがあれば、周りを気にせずに動画や音楽を楽しむことができます。
また、マイク付きのイヤホンがあれば個室であれば夜にパパと電話したりすることができますので、イヤホン(マイク付き)は持っていくことをお勧めします!
タブレット(Kindle)や本
趣味が本を読む方でしたら、タブレットや本を持っていくと気分転換にいいかもしれませんね!
私の妻は「時間があるときに読もう」と持っていってましたが、意外に読む余裕や時間がなかったみたいです(笑)
衛生・整理グッズ

アルコールティッシュ・ティッシュボックス
赤ちゃんを触る前や授乳の合間に、アルコールティッシュがあればさっと手を拭けるので便利ですね!
都度洗面台で手を洗う回数も減るので、立ち座りの動作が減るため持って行って損はないと思います。
またおそらくどこの病院も持ってくるリストに入っていると思いますが、ティッシュボックスを1箱持っていくと何かと便利です◎
袋(洗濯物用や仕分け用)
汚れた衣類や使用済みタオルを入れておく袋は必須です。
私は大きめのランドリーバッグを使いましたが、仕分けしておくと退院後の片付けもスムーズですし、旦那様が頻繁に面会に来るのであれば、不必要なものは持って帰ってもらえますので、そういった意味でも数枚持っていいくといいでしょう。
乳頭クリーム
授乳初期はとにかく乳首が痛くなりがちなんですよね。
乳頭クリームを塗っておくと、ヒリヒリが軽減されますので授乳の辛さが少しだけ軽減されます。
めぐリズム(蒸気でホットアイマスク)
出産をして体が満身創痍なため、少しでも体を休ませることができる「めぐリズム」は本当に持って行って良かったアイテム!
短時間の睡眠でもリラックスする効果があります◎
心身のリセットに役立つ癒しアイテムですし、使い捨てができるので是非持っていきましょう!
まとめ:入院準備は「必須+便利グッズ」で快適に

いかがでしたでしょうか?
入院準備は「病院指定の必須アイテム」に加えて、自分の快適さを考えた持ち物を用意することはすごく大事です。
私の体験から言えるのは、小さな便利グッズ(延長コード、ストロー、アルコールティッシュ、洗濯袋、イヤホンなど)が想像以上にあれば便利なアイテムでした。
逆にタブレット(Kindle)は持って行ってもただのオブジェになってましたので、ただのお荷物でしたね(笑)
これから入院準備をする方は、この記事を参考に「必要なもの」と「あれば便利なもの」を整理して、自分に合った準備リストを作ってみてください。
この記事をご覧になっている全てのママ、パパが準備万端で、安心して出産に臨めますように。
ここまでご覧になっていただきありがとうございました!