こんにちは、ぐりっぐです。
我が家では2024年10月に長女が生まれました。
私の嫁は最初のうちは「母乳で育てたい!」と意気込んでいましたが、現実は思った以上に大変で、最終的には母乳とミルクの混合育児に切り替えました。
混合育児に切り替えてからは、ママの負担も軽くなり、パパもミルクを手伝えますのでママの気持ちも体力もずいぶん楽になりました。
「母乳で育てたいけど思うように出ない」
「夜中の授乳を全部ママがやるのはつらい」
「パパも授乳に参加できたらいいのに」
こう言った悩みを抱えるママ・パパは少なくありません。
混合育児は、母乳と粉ミルクを組み合わせて授乳するスタイルで、母乳育児とミルク育児の“いいとこ取り”ができる柔軟な方法です。
この記事では、私たち夫婦が実際に経験した「混合育児のメリット・デメリット」を、体験談やリアルな気持ちを交えてご紹介していこうと思います。
母乳・ミルク・混合、どれを選んでも正解でなければ問題でもございません。
自分たちに合うスタイルを探す参考になれば幸いです。
それではいきましょう!
そもそも『混合育児』とは?

『混合育児』とは、母乳と粉ミルクを組み合わせて赤ちゃんを育てる方法です。
完全母乳にこだわらず、粉ミルクも取り入れることによりママ・パパ双方の生活に合わせた柔軟な育児スタイルとなります。
- 日中は母乳、夜はミルク
- 基本は母乳、足りないときだけミルクを足す
-
母乳とミルクを交互にあげる
上記のようにあげるスタイルは家庭によって様々のため、正解はありません。
「母乳じゃなきゃダメ」と思い込む必要はなく、赤ちゃんの健康とママ・パパの生活リズムに合わせて取り入れるのがポイントです。
混合育児のメリット

混合育児を取り入れると、母乳だけでは得られない「パパの育児参加」や「ママの負担軽減」といった効果が期待できます。
ここでは、私たちの体験を交えながら、具体的なメリットをご紹介していきます。
母乳不足の不安を減らせる
最初のうちは母乳がちゃんと出ているか不安になるママもいます。
授乳中に「母乳が足りているのかな?」と悩むこともあります。
混合育児なら、足りない分をミルクで補えるので「ミルク不足かな?」って思うことはありませんので、授乳に対するプレッシャーが軽くなります。
パパも授乳に参加できる

母乳はママしかあげられませんが、ミルクならパパも参加することができるます。
「夜中の授乳の交代」や「休日はパパが担当」など、役割分担ができるのはとても大きなメリットとなります。
赤ちゃんとのスキンシップにもつながりますし、パパの育児の自信にもつながります。
ママの休息時間を確保できる
産後のママは体力の回復が追いつかないまま授乳・家事・育児に追われます。
特に新生児のうちは3時間おきにミルクをあげないといけないので、本当に休む時間はありません。
ミルクを取り入れてパパが手伝うことにより、ママが数時間まとめて眠れる環境をつくることができます。
外出や預け先でも安心
完全母乳だと外出時や一時預かりのハードルが高いですが、ミルクを活用すれば柔軟に対応できます。
里帰りや旅行など、赤ちゃんとの行動範囲が広がるのも魅力です。
母乳に慣れてしまったらミルクを飲まなくなる赤ちゃんもいますので、出先でも楽にミルクをあげれるのは便利なところですね!
母乳での授乳がうまくいかない時に便利
赤ちゃんへ授乳する時にうまく赤ちゃんが乳首を咥えない時があります。
授乳する角度や姿勢で赤ちゃんが授乳しやすかったり、しにくかったりと、意外と授乳するのも難しいんですね。
最初のうちはママと赤ちゃんの呼吸がうまくいかず、苦労することがあり「うまく授乳できない…」と自分を追い込むこともあります。
そんな授乳がうまくいかない時に、ミルクであれば簡単にあげることができるので、多少のストレスを軽減できます。
混合育児のデメリット

さて、ここからはデメリットについてご紹介していきましょう!
混合育児はいいところがありますが、デメリットの部分もあります。
「母乳分泌への影響」や「授乳タイミングの管理」など、注意しておきたいポイントもありますので、ここでは実際に経験して感じたデメリットをご紹介していきます。
哺乳瓶の準備・消毒が増える
母乳だけじゃなくミルクもあげないといけないので当たり前ですが、哺乳瓶の洗浄や消毒、調乳の手間が増えます。
育児を始めた最初のうちは、やることが多いためミルクをあげるということは必然的にその後の作業が増えます。
特に夜中の授乳では眠たい中で行わないといけないので、負担を感じるところではあります。
経済的な負担がある

これも当たり前なのですが、ミルクは買わないといけないので、出費がかさみます。
粉ミルク代は1か月で数千円〜1万円近くになることもなりますので、家計に地味にダメージがあります。
母乳だけの育児に比べると、家計への負担は避けられません。
母乳量が減るリスク
ミルクを取り入れると授乳回数が減り、その結果母乳分泌が減ってしまうケースもあります。
母乳を続けたい場合は、授乳やおっぱいマッサージをしたりと減らしすぎない工夫が必要です。
荷物が増える・準備が手間
外出のときは、ミルクセット(哺乳瓶・粉ミルク・お湯・湯冷まし)を持ち歩くのが大変です。
母乳だけのときよりも外出準備が増えるので面倒さを感じやすい?かもしれません。
最近は外出先でも授乳しやすい施設も増えてきましたが、都度確認するのも手間ですよね。
まとめ|家庭に合ったスタイルが正解

一旦ここで本記事のポイントをまとめてみました。
- 日中は母乳、夜はミルクなど、夫婦でルールを決めてみる
- 母乳を維持したいなら搾乳を取り入れる
- 哺乳瓶は赤ちゃんに合うものを選ぶ(乳首の形なども大事)
- パパは積極的にミルクの調乳や哺乳瓶管理を担当する
混合育児には「ママの負担軽減」「パパの育児参加」など多くのメリットがありますが、手間や費用などのデメリットもあります。
大切なのは「母乳じゃなきゃダメ」とママもパパも思い込まないこと。
赤ちゃんにとって一番大事なのは、ママとパパが楽しく笑顔でそばにいることです。
完母じゃなくても、赤ちゃんはスクスクと問題なく元気に大きくなっていきます。
混合育児は「ママの体を守りつつ、パパも育児に関われる」柔軟な選択肢です!
自分たちの家庭に合ったスタイルを見つけて、無理なく育児を楽しんでいきましょう。
ここまでご覧になっていただきありがとうございました!