こんにちは、ぐりっぐです。

配管や鉄骨、装置の架台、ちょっとした補強材に利用されるのが、毎日のように出てくるのが「鋼材」です。

この「鋼材」ですが、図面などにも「FB」「L-50×50×6」「C-100×50×20」「H-200」といったアルファベットと数字がずらっと記載されております。

初心者
初心者
正直“形”が頭に入ってなくて、名前を見ても想像できません…

初心者
初心者
チャンネルとアングル、どっちがどっちだっけ?

新人さんにこのように言われることも少なくありません。

ぐりっぐ
ぐりっぐ
私も最初の入社した頃は言葉や伝票を見ただけでは全くわかりませんでした(笑)

ということで本記事では、鋼材でよく出る『フラットバー ・ アングル ・ チャンネル ・ H鋼 ・ I形鋼 ・ 角パイプ ・ 丸棒』をご紹介していこうと思います。

鋼材が苦手な方や覚えたい方にはおすすめの記事となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

シンプル is 最強な“板状鋼材”:フラットバー(FB)

最初は フラットバー(FB)のご紹介です・

これは超シンプルで、名前の通り『平たい板』の鋼材です。

平鋼とも呼ばれます。

用途としては補強板、当て板、取付ベース、ステーなどに使われます。

記号例:FB 6×50(=厚さ6mm、幅50mm)

フラットバーはどこにでも使えるし、切るのも加工するのも簡単な鋼材となります。

フラットバーと鋼板の違い

フラットバー:幅・厚みが規格で決まっている「棒鋼(形鋼)」

鋼板:厚みは規格、幅・長さは自由に切り出して使う「板材」

この二つは見た目が似ていても、扱い・分類が違うんですね。

L字が特徴の“補強の定番”:アングル(山形鋼)

アングルはその名の通り、L字型 の鋼材。

L形のため山形鋼とも呼ばれます。

用途としては、架台枠・棚受け・補強フレームなど幅広く活躍します。

形がわかりやすいので、鋼材の中でも初心者が一番早く覚えられるのがアングルですね。

アングルは両幅の長さが同じな等辺アングルと両派が違った、不等辺アングルが存在します。

  • 等辺アングル:L-50×50×6(2辺が同じ長さ)
  • 不等辺アングル:L-65×40×5(片側だけ短いタイプ)

ぐりっぐ
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不等辺アングルは頻繁に出る商品ではありませんが、アングルは等辺・不等辺の2種類があると覚えておきましょう!

断面がコの字形が特徴:チャンネル(溝形鋼)

チャンネルは、断面がコの字(∪形)になった鋼材となります。

コの字(U形)になっていますので、溝形鋼とも呼ばれます。

似たような商品で、リップ形溝形鋼と言う商品がありますが、このチャンネルは先端に折り返し(リップ)が無いのが特徴です。

代表的な規格例はC-100×50×5(高さ100mm・幅50mm・板厚5mm)など。

用途としては、下地枠・補強材・フレーム構造などによく使われます。

形はシンプルですが、リップ溝形鋼と混同しやすいため、初心者が一度つまずきやすい鋼材でもあります。

ぐりっぐ
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チャンネルは「端がまっすぐ」、リップ溝形鋼は「端が内側に折れている」この違いはぜひ覚えておいて欲しいところですね!

建物の“柱”といえばコレ!荷重に最強:H鋼(H形鋼)

建物の“柱”と言っても過言ではないH鋼。

名前の通り、断面が アルファベットのHに見えるのでH鋼と言います。

主な用途としては、重量鉄骨の柱・梁など大荷重を支えるのに使われます。

代表的な規格例はH-200×100×5.5×8(高さ200mm・幅100mm・厚み①5.5mm・厚み②8mm)などがあります。

アルファベットと同じ形状のため、覚えやすい商品ですね。

ぐりっぐ
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H鋼はアングルやフラットバーと違って大きく、重量も重たいため1本あたりの金額も高くなりますので、個人的には注文になったら嬉しい商品ですね(笑)

H鋼の親戚:I形鋼(アイビーム)

H鋼に似てるけど実は違う、I形鋼(アイビーム)。

これも名前の通り、断面がアルファベットのIと同じなので、I形鋼(別名アイビーム)と呼ばれます。

形はH鋼とほぼ同じですが、I形高はH鋼と違って厚みに傾斜があったりと微妙に違った商品となります。

主な用途として、梁(ビーム)やクレーンのホイストなどに使われます。

代表的な規格例はI-200×100×7×10(高さ200mm・幅100mm・厚み①7mm・厚み②10mm)などがあります。

ぐりっぐ
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形状や規格などは似ていますが、H鋼とI形鋼で全く違う商品となりますので、聞き間違えがないように注意しましょう。

四角いパイプで組みやすい万能選手:角パイプ(角形鋼)

角パイプは、その名の通り断面が四角形のパイプ形状をした鋼材です。

主な用途ですが架台・フレーム・装置の骨組み・什器など幅広い箇所で利用されております。

断面形状は、正方形タイプ長方形タイプがあり、用途に応じて使い分けられます。

規格例としては、50×50×2.3や75×45×3.2といったように記載されます。

サイズや肉厚の種類が非常に豊富なのも特徴です。

ぐりっぐ
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「中が空洞の四角パイプ」という点が角パイプの大きな特徴です。

空洞じゃない丸い棒:丸棒(丸鋼)

最後は超シンプルな 丸棒

見た目はパイプと似ていますが、中が空洞になっていないんですね。

断面が丸形の為、丸棒(丸鋼)と呼ばれたりします。

幅広いところで使われており、シャフト・支柱・ピン・軸・装置部材の削り出しなど色々なところで活躍しています。

ぐりっぐ
ぐりっぐ
黒皮の丸鋼やミガキの丸鋼など、ただの丸形の棒でも複数の種類があるんですね。

まとめ:形を覚えると鋼材は一気に楽になる!

ここまでご覧になっていただきありがとうございました。

最後に、本記事でご紹介した鋼材を「形がイメージしやすい順」に振り返ってみましょう。

まとめ

  1. フラットバー(平鋼) → 長い板

  2. アングル (山形鋼)→断面が L字形

  3. チャンネル(溝形鋼) →断面が コの字

  4. H(形)鋼 → 断面がH字

  5. I形鋼 → 断面がI字

  6. 角パイプ → 四角い筒

  7. 丸棒 → 中が詰まった丸い棒

鋼材は「名前」よりも、まずは“形”を頭に入れることが一番の近道となります。

形がイメージできるようになると、

  • 図面を見たときに迷わない
  • 材料の聞き間違いが減る
  • 手配や見積がスムーズになる

といったように、現場でも事務作業でも一気に楽になります。

最初から全部覚えようとしなくても大丈夫です。

まずは フラットバー・アングル・チャンネル・角パイプこのあたりから少しずつ慣れていきましょう。

この記事が、「鋼材ちょっと苦手だな…」という方の理解の助けになれば幸いです。

ここまでご覧になっていただきありがとうございました!

ABOUT ME
ぐりっぐ
配管継手の2次店で10年以上在職中。自分がこれまでに覚えた知識のノートにしようと思い、ブログを開設。 業界歴10年以上の私が、今まで覚えた知識をブログ記事としてUP!