継手 突合せ溶接継手チーズのT(S)・T(R)のSとRの意味をご紹介! ぐりっぐ 2025年11月9日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります スポンサーリンク こんにちは、ぐりっぐです。 配管図面や仕様書を見ていると、「T(S)」や「T(R)」という表記を見かけることがありますよね。 Tはチーズ(Tee)のことだと分かるけれど、後ろについている 『S』や 『R』 の意味や読み方をちゃんと知らない方もいらっしゃいます。 悩んでいる人 これってシームレスのS? 悩んでいる人 レデュースのR? 今回は突き合わせ溶接継手のチーズで使われる表記、T(S)とT(R)の『S』と 『R』の意味をご紹介していきます。 意味を覚えておくとことで、現場でのトラブル防止や、新人教育でも役にたつ内容となりますので、気になる方はぜひ最後までご覧になってください。 それではいきましょうっ! もくじ T(S)の“S”は「ストレート(Straight)」の略!T(R)の“R”は「レデュース(Reducing)」の略!具体的な違いを見てみようT(S) 50A→主管50A、枝管も50A T(R) 50A×32A→主管50A、枝管32Aまとめ:“S”と“R”、たった1文字でも要注意!スポンサーリンク T(S)の“S”は「ストレート(Straight)」の略! では早速この記事のメインであるT(S)のSについてのご紹介です。 ズバリ「T(S)」の“S”は “Straight(ストレート)” の略となります。 つまり、T(S)はストレートチーズ(Straight Tee) のこと。 ストレートチーズとは、主管と枝管の径(3方向の径)が同じタイプのチーズのことなんですね! ぐりっぐ いわゆる「同径チーズ」と呼ばれるものですね! T(R)の“R”は「レデュース(Reducing)」の略! では次にT(R)のRについてのご紹介です。 「T(R)」の“R”は “Reducing(レデュース)” の略となります。 こちらのT(R)がレデューシングチーズ(Reducing Tee)という意味なんですね! レデューシングチーズは主管が同径で、枝管の径が主管より小さいサイズのチーズのことを指します。 ぐりっぐ こちらは「異径チーズ」と呼ばれる商品ですね。 継手でよく使われるレデュース(Reducing)は異径という意味なんで、そのイニシャルをとって異径チーズは T(R) と表記されます。 具体的な違いを見てみよう 表記 名称 特徴 T(S) ストレートチーズ(Straight Tee) 主管の径=枝管の径(同径) T(R) レデュースチーズ(Reducing Tee) 主管の径>枝管の径(異径) ほんの1文字の違いですが、意味も形もまったく別物となります。 T(S) 50A→主管50A、枝管も50A ストレートチーズT(S)は、主管と枝管が同径のため、流量変化が少なく、流体抵抗も比較的小さいのが特徴です。 同径配管をそのまま分岐するときに使われます。 T(R) 50A×32A→主管50A、枝管32A 一方のレデュースチーズT(R)は、枝管の径を小さくしてサイズを変更する際に使用します。 もちろん枝管のサイズが小さくなっておりますので、流量の変化が起こってしまうのも特徴です。 プラントや工場内での配管に結構使用されることが多いです。 まとめ:“S”と“R”、たった1文字でも要注意! T(S) の“S”は Straight(ストレート)の略 “S”=等径チーズ T(R) の“R”は Reducing(レデュース)の略 “R”=異径チーズ T(S)とT(R)の違いはたった1文字ですが、現場では大きな違いを生む要素の一つです。 T(R)のつもりでT(S)を手配してしまうと、枝側の口径が合わず、接続ができないというトラブルに発展することもあります。 ぐりっぐ 逆に考えれば、T(R)でサイズが一つしか記載ない場合やT(S)でサイズが二つ記載があれば間違っていますね! 何度も言いますが、たった1文字違うだけでまったくの別物となります。 図面の小さな記号にも必ず意味がありますので、“(s)”を見たらストレート、“(r)”を見たらレデュースと覚えておきましょう! ここまでご覧になっていただきありがとうございました! ABOUT ME ぐりっぐ 配管継手の2次店で10年以上在職中。自分がこれまでに覚えた知識のノートにしようと思い、ブログを開設。 業界歴10年以上の私が、今まで覚えた知識をブログ記事としてUP! スポンサーリンク スポンサーリンク
こんにちは、ぐりっぐです。 配管図面や仕様書を見ていると、「T(S)」や「T(R)」という表記を見かけることがありますよね。 Tはチーズ(Tee)のことだと分かるけれど、後ろについている 『S』や 『R』 の意味や読み方をちゃんと知らない方もいらっしゃいます。 悩んでいる人 これってシームレスのS? 悩んでいる人 レデュースのR? 今回は突き合わせ溶接継手のチーズで使われる表記、T(S)とT(R)の『S』と 『R』の意味をご紹介していきます。 意味を覚えておくとことで、現場でのトラブル防止や、新人教育でも役にたつ内容となりますので、気になる方はぜひ最後までご覧になってください。 それではいきましょうっ! もくじ T(S)の“S”は「ストレート(Straight)」の略!T(R)の“R”は「レデュース(Reducing)」の略!具体的な違いを見てみようT(S) 50A→主管50A、枝管も50A T(R) 50A×32A→主管50A、枝管32Aまとめ:“S”と“R”、たった1文字でも要注意!スポンサーリンク T(S)の“S”は「ストレート(Straight)」の略! では早速この記事のメインであるT(S)のSについてのご紹介です。 ズバリ「T(S)」の“S”は “Straight(ストレート)” の略となります。 つまり、T(S)はストレートチーズ(Straight Tee) のこと。 ストレートチーズとは、主管と枝管の径(3方向の径)が同じタイプのチーズのことなんですね! ぐりっぐ いわゆる「同径チーズ」と呼ばれるものですね! T(R)の“R”は「レデュース(Reducing)」の略! では次にT(R)のRについてのご紹介です。 「T(R)」の“R”は “Reducing(レデュース)” の略となります。 こちらのT(R)がレデューシングチーズ(Reducing Tee)という意味なんですね! レデューシングチーズは主管が同径で、枝管の径が主管より小さいサイズのチーズのことを指します。 ぐりっぐ こちらは「異径チーズ」と呼ばれる商品ですね。 継手でよく使われるレデュース(Reducing)は異径という意味なんで、そのイニシャルをとって異径チーズは T(R) と表記されます。 具体的な違いを見てみよう 表記 名称 特徴 T(S) ストレートチーズ(Straight Tee) 主管の径=枝管の径(同径) T(R) レデュースチーズ(Reducing Tee) 主管の径>枝管の径(異径) ほんの1文字の違いですが、意味も形もまったく別物となります。 T(S) 50A→主管50A、枝管も50A ストレートチーズT(S)は、主管と枝管が同径のため、流量変化が少なく、流体抵抗も比較的小さいのが特徴です。 同径配管をそのまま分岐するときに使われます。 T(R) 50A×32A→主管50A、枝管32A 一方のレデュースチーズT(R)は、枝管の径を小さくしてサイズを変更する際に使用します。 もちろん枝管のサイズが小さくなっておりますので、流量の変化が起こってしまうのも特徴です。 プラントや工場内での配管に結構使用されることが多いです。 まとめ:“S”と“R”、たった1文字でも要注意! T(S) の“S”は Straight(ストレート)の略 “S”=等径チーズ T(R) の“R”は Reducing(レデュース)の略 “R”=異径チーズ T(S)とT(R)の違いはたった1文字ですが、現場では大きな違いを生む要素の一つです。 T(R)のつもりでT(S)を手配してしまうと、枝側の口径が合わず、接続ができないというトラブルに発展することもあります。 ぐりっぐ 逆に考えれば、T(R)でサイズが一つしか記載ない場合やT(S)でサイズが二つ記載があれば間違っていますね! 何度も言いますが、たった1文字違うだけでまったくの別物となります。 図面の小さな記号にも必ず意味がありますので、“(s)”を見たらストレート、“(r)”を見たらレデュースと覚えておきましょう! ここまでご覧になっていただきありがとうございました!
継手 ホースアダプターのオスシート・メスシートとは?違いを写真付きで解説! 2025年4月8日 ぐりっぐ ぐりっぐのライフブログ こんにちは、ぐりっぐです。 油圧ホースに使用する継手で『高圧ホース用アダプター(通称:ホースアダプター』という商品がございます …
継手 【配管フランジとは?】使い方や形状などの違い等を画像付で解説! 2025年5月7日 ぐりっぐ ぐりっぐのライフブログ こんにちは、ぐりっぐです。 配管継手を取り扱いしていてお馴染みの商品フランジ(FLANGE) 以前油圧用角フラン …
継手 くい込み継手のハーフユニオンって何?種類や形状を画像付きで解説! 2025年5月13日 ぐりっぐ ぐりっぐのライフブログ こんにちは、ぐりっぐです。 本ブログでは配管継手業界10年で新人教育を沢山してきた私が、くい込み継手についてご紹介していきます …